BeagleBone で遊ぼうのこーなー
※ 白色旧機種から黒い新機種へ記事切替中
0.目次
--- ハード編 --- ディストリビューションによらないハード的な事柄を紹介 --- --- ソフト編 --- 各ディストリビューションのインストール記事 ---1.BeagleBone Black とは
BeagleBoneとは BeagleBoard.org が開発・販売している小型のマザー・ボードです。
BeagleBone には2種類あり、白い基板の旧型と、黒い基板の「Black」があります。白い基板の旧型は、
画像出力が無く、CPU速度が遅いのに、値段が2倍するので、 白い旧型基板を間違って買わないでください
購入時には、基板の色が黒い「Black」を確認してください。本稿では「Black」に絞って以降紹介します
また、このBeagleBone には電子回路で簡単に遊ぶための Cloud9 IDE が搭載されてるので、後で紹介します

機能 | 内容 |
---|---|
CPU | TI Sitara AM3359AZCZ100 1GHz ARM Cortex-A8 |
主記憶 | 512MB DDR3L 400MHz |
補助記憶 | 2GB 内蔵Flash、マイクロSDHC |
ネット | 100Mbps Ethernet ×1 |
USB | 1ポート+OTGポート |
画像出力 | micro HDMIポート |
音声出力 | HDMI経由 |
コンソール | ヘッダーピン3.3V |
電源 | 5V電源アダプタ、またはUSB給電 |
基板サイズ | 86.36× 53.34 [mm] |
主な拡張ボード | LCDケープ = 液晶タッチスクリーン |
Breadboardケープ = ブレッドボードに信号切出し | |
Breakoutケープ = デバック用信号切り込み端子 |
2.日本での入手方法
※注意!)繰り返しますが、画像出力が無く、CPU速度が遅いのに、値段が2倍するので、白い旧型基板を間違って買わないでください
(1) 販売元 (Digi-Key) へ直接発注する方法
本項はBeagleboard と同じ内容のため、 リンク先を参照してください
Digi-Keyで、このボードを検索するには“beaglebone”と入力します。本ボードと拡張ボードが検索にかかります
デザインと開発キット (3 items) の方を選択すると旧型と新型(と新型100個セット)の3種類検索にかかりますが、安い「Black」の方を選択してください。 アクセサリ (13 items) だと、各種拡張ボードも買えます
価格は ¥4,653 ~2013/07/01現在~ですが、送料が別途¥2,000-も かかります。別途ケープ(拡張ボード)も買って合計¥7,500以上買物 される方は送料無料になり、いいのですが、単品だけの方は他の代理店を推奨
(2) RSコンポーネンツへ発注する方法
本項はRaspberry Pi と同じ内容のため、 リンク先を参照してください
RSで、このボードを検索するには“beaglebone”と入力します。本ボードと旧型白ボードが検索にかかりますので、安い「Black」の方を選択してください。 なお、RSではまだ各種ケープ(拡張ボード)は取り扱ってないようなので、それらを一緒に買う方は上記Digi-key からの購入をお勧めします。
価格は ¥5,060 + 送料¥460 ~2013/7/1現在~です。
(3) 日本の代理店へ発注する方法
日本語が通じるオペレータが居るとはいえ海外取引に抵抗がある方は、Tech Share Storeから購入できます。
2013/7/1現在、\5,460+送料\210-ポイント54(要会員登録)です。
なお、今回この代理店は、日本の代理店としては珍しく、公式サイト からBeaglebone Blackの正式代理店(distributor to buy) として紹介されているので安心して購入できます。
ちなみに、筆者はこのルートで、2013/5/1発注→5/2発送→5/3受取と、素早く入手できました
(4) amazon から購入
上記代理店が日本のアマゾンにも出品されてます。 2013/7/1現在、\5,475(送料込み)です。
いい時代になりましたねぇ。
(5) 店頭で購入
超特急で買いたい方は、日本橋のシリコンハウス共立で販売中。 2F中央付近のワゴンで、 棚にぶら下げられて販売されてます。価格は¥6,500-でした。
3.別途用意する持ち物
(1) 母艦パソコン
最小構成だと母艦パソコンと、付属のUSBケーブルだけで遊べます
------必須なのはここまでです。後は、筆者推奨品です(2) microHDMIケーブル
画像出力端子がmicroHDMI端子になっていますので、対応ケーブルや変換アダプターを用意してください。
お使いのCRTがDVI-D対応ならmicroHDMI→DVI-D変換ケーブルを用 意してください
(3) USBキーボード、USBマウス
(4) USBハブ
このBeagleBone はUSBポートが1つしかないので、キーボードとマウスを繋ごうとするとハブが要ります
(5) ACアダプタ
USB給電できますが、電源に余裕が欲しいので、アダプタを用意してください
5V、センタープラス、内径2.1mm、外径5.5mmの標準タイプです。 メーカー推奨容量1A
(6) マイクロSDHCカード
OS載せ替えて遊ぶには、microSDHCカード4GB以上のものを用意してください。
(7) SDHCアダプタ
上記SDHCを母艦から読み書きできるアダプタを用意ください
(8) USB-TTLシリアルコンバータ(3.3V)
OS載せ替えて遊ぶには、コンソール接続必要で、コンバーターが必要です。 詳細は7章参照。
(9) 端末エミュレータソフト
筆者は普段Puttyを 使っています。別の端末ソフトでもOKです
4.最小構成で遊ぼう
この BeagleBone Black は最小構成だと、母艦パソコンと付属のUSBケーブルで つなぐだけで遊べます。
(1) 起動と接続
① ミニUSBケーブルBtype でパソコンとBeagleBone Black のUSB-OTGポートを繋ぐと電源が入り起動。
この時、micro SDHCポートには何も刺さないでください。
起動すると、パソコンからはBeagleBone Black は、USBメモリとして認識されます
6.犬小屋で遊ぼう(仮)
(0) はじめに
BeagleBone Black も剥き出しでは可哀そうなんですが、BeagleBoardの時のようにアクリルで小屋を作るのも大層だし(1~2千円かかる)、
いづれ、安価なケースが販売されるだろうし、どうしたものか。
(1) とりあえずのケース
とりあえず、100均のタッパでいいのですが、サイズがうまく合わないので、筆者はホームセンタの文房具コーナへ行って、ケースを探し
ました
例えば、クリップのお徳用セットを探すと、外箱のサイズが大体名刺
サイズの物が多く、右図2の様に、うまく探すとコストゼロで、ケースが
手に入ります。(中身のクリップは別途活用してください)
後は、適当に穴をあけて、M3ボルトで底面止めたら完成です
(2) 使い方
さらに、元からあった蓋を開けると「クリエイティブモード」(笑い)になり、電子工作の電線接続で便利に使えます。
あと、少し高めの底面のスペーサを入れて上げ底にしてあり(図4)
クリエイティブモード(笑)の時に上から電線が刺しやすくしています。
スペーサ高さを短縮するとケープを結合した状態で両方収納する
ことも可能です。
(3) アルトイド缶
海外のサイトを見ていると、このBeagleBoneは、図5のミントタブレットの缶に入れて遊ぶのが、お約束になっているようです。
ブリキ缶の工作は少し難しいので、お時間下さい。近日対応予定
7.シリアルコンソールを繋ごう
(0) はじめに
メーカ提供の Ångström で遊ぶにはコンソール無しでもイケますが、 他のOSを入れようとすると、内部で何が起こっているかを調べるために、 シリアルコンソールが必須になります。本章ではその方法を説明します。
旧型白基板ではコンソールはUSB-OTGポートだったのですが、 新型「Black」では残念ながら3.3Vピン
出力なので以下の持ち物が必要です。
(1) 用意する持ち物
① USB-TTLシリアルコンバータ(3.3V) ( 筆者例:FTDI社製)
一般のシリアルと違い組み込み系では電圧が3.3Vのものがよく使われます。 3.3V用のシリアル通信機材
を用意してください。 注)よく似た電圧5V用品と間違わないでください
(2) 通信接続
接続先は下の図7で赤枠と矢印で示している6本のピンです。ピン配列も示していますが、矢印の先が
1番ピンなので取り違えないよう注意ください
通信条件は、115200bps、データ長8ビット、ストップビット1、パリティ無し フロー制御無しです。
BeagleBone Black のシリアルポートのピン配列は、たまたま筆者の所有する FTDI社製のものがすぐ刺さる

他製品でも
GND → (#1ピン)GND
TxD → (#4ピン)RxD
RxD → (#5ピン)TxD
と、クロスに繋げば
OKです。
8.Ångström Linux で遊ぼう
(0) はじめに
メーカ提供の Ångström を BeagleBone Black に入れて遊びます。 ちなみに元ねたはBeagleBone demo files
内蔵フラッシュの Ångström を使い続けてもいいのですが、内蔵フラッシュは交換できない消耗品なので、ここでは新たにSDカードにインストールし直します。
また、このÅngström には電子回路で簡単に遊ぶための Cloud9 IDE が含まれています。これも後で遊びます
(1) 母艦の準備
① Ubuntu が走っている環境を用意してください (筆者はVMware上で用意)
② microSDHCカードアダプタを用意ください
筆者のものは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えてください
(2) 母艦での作業
① 中身が丸ごと消えてもいいmicroSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。最初から消しておくことを推奨
② 母艦Ubuntu起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してください
(プレビルドされたイメージ取得)
$ wget http://downloads.angstrom-distribution.org/demo/beaglebone/Angstrom-Cloud9-IDE-GNOME-eglibc-ipk-v2012.12-beaglebone-2013.04.13.img.xz
(チェックサム確認)
$ md5sum Angstrom-Cloud9-IDE-GNOME-eglibc-ipk-v2012.12-beaglebone-2013.04.13.img.xz
42099a323834c1ba1509d48ab508e9a5 Angstrom-Cloud9-IDE-GNOME-eglibc-ipk-v2012.12-beaglebone-2013.04.13.img.xz
(SDへの書込)
$ sudo -s
# xz -dkc Angstrom-Cloud9-IDE-GNOME-eglibc-ipk-v2012.12-beaglebone-2013.04.13.img.xz > /dev/sdb
# sync
(3) BeagleBone Black 起動
先ほど作成したmicroSDHCカードをBeagleBone Black にセット、電源を繋ぐと立ち上がります。
筆者の環境で、なぜかUSBハブがうまく動作せず、USBキーボードとマウスが同時使用できませんでしたが、継続調査とさせてください
9.Ubuntu Raring Ringtail で遊ぼう
(0) はじめに
2013年4月26日に Ubuntuの新Ver “13.04 Raring Ringtail”がリリースされました。
これを記念し、BeagleBoneへのインストール記事を書こうと思います。 ちなみに元ねたは公式Wikiです。
なお、本項は基本的にBeagleboard-xm 用記事と同じものです。
(1) 母艦の準備
① Ubuntu Maverick以降のVerが走っている環境を用意してください
(筆者はVMware上で用意)
筆者の環境ではUbuntu のVerが古いとインストール途中でエラー発生した
パッケージも最新のものにアップグレードしておいてください
② 次のパッケージを母艦にインストールしておいてください
$ sudo aptitude install uboot-mkimage wget pv dosfstools btrfs-tools parted git-core
③ microSDHCカードアダプタを用意ください
筆者のものは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えてください
(2) 母艦での作業(最小環境のインストール)
① 中身が丸ごと消えてもいいmicroSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。最初から消しておくことを推奨
② 母艦Ubuntu起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してください
(プレビルドされたイメージ取得)
$ wget http://rcn-ee.net/deb/rootfs/raring/ubuntu-13.04-console-armhf-2013-04-26.tar.xz
(チェックサム確認)
$ md5sum ubuntu-13.04-console-armhf-2013-04-26.tar.xz
e54b8693cb92b40d694e5885e4a1b86c ubuntu-13.04-console-armhf-2013-04-26.tar.xz
(イメージ展開)
$ tar xJf ubuntu-13.04-console-armhf-2013-04-26.tar.xz
$ cd ubuntu-13.04-console-armhf-2013-04-26
(SDへの書込)
$ sudo ./setup_sdcard.sh --mmc /dev/sdb --uboot bone_dtb
(3) BeagleBone Black 起動
① 先ほど作成したmicroSDHCカードを BeagleBone Black にセット
② 母艦と7章のシリアルコンソールをつなぎ、端末エミュレータソフトを起動
③ 電源をつなげばBeagleBone Black が起動します。
初期ユーザー名は「 ubuntu 」初期パスワードは「 temppwd 」です。
起動後、パスワード変更ください
(4) BeagleBone Black での初期設定
① パッケージのアップデート
$ sudo apt-get install aptitude
$ sudo aptitude update
$ sudo aptitude safe-upgrade
② timezoneの設定
以下のコマンドを実行し、'Asia/Tokyo'に設定する
$ sudo dpkg-reconfigure tzdata
③ 固定IP の設定
固定IP化したいときは、/etc/network/interfaces に以下の記述を追加します、DNSならそのまま。
auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.2.2 ←自局IP
netmask 255.255.255.0
network 192.168.2.0
broadcast 192.168.2.255
gateway 192.168.2.1 ← ルーターIP
dns-nameservers 192.168.2.1 ← DNSサーバーIP
④ フルGUIの環境にするには
以下のコマンドを実行し、必要なパッケージを追加する
$ /bin/bash /boot/uboot/tools/ubuntu/minimal_lxde_desktop.sh
次回起動よりGUIログインが可能になるはず………、なんですが画面には何も表示されず………orz
継続調査とさせてください
10.Debian Wheezy で遊ぼう
(0) はじめに
2013年5月4日にリリースされた Debian の“ Wheezy” のインストール記事を書こうと思います。 手順は基本的
に、beagleboard-xmの記事と 同じものです。 ほぼ全自動で展開されますが、ハマリそうな箇所があるので
解説します。 ちなみに元ねたはbeagleboard の公式Wikiです
(1) 母艦の準備
① Debian Lenny以降のVerが走っている環境を用意してください
(筆者はVMware上で用意)
パッケージも最新のものにアップグレードしておいてください
② microSDHCカードアダプタを用意ください
筆者のものは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えてください
③ インストールに必要な以下のパッケージをインストールしておいてください
$ sudo aptitude install git parted uboot-mkimage
(2) 母艦での作業(ネットインストーラー書込)
① 中身が丸ごと消えてもいいmicroSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。 最初から消しておくことを推奨
② 母艦Debian起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、 以下のコマンドを実行してください
今回はシリアルモードでインストールします。GUIインストールは筆者の環境で失敗
(インストーラ取得)
$ git clone git://github.com/RobertCNelson/netinstall.git
$ cd netinstall
(インストーラ起動→SDへの書込)
$ sudo ./mk_mmc.sh --mmc /dev/sdb --dtb am335x-boneblack --distro wheezy-armhf --firmware --serial-mode
(3) BeagleBone Black 上でネットインストーラー起動
① 先ほど作成したmicroSDHCカードを BeagleBone Black にセット
② BeagleBone Black にイーサと7章のシリアルコンソール を接続して下さい
③ AC電源アダプタを接続し起動して下さい。ネットインストーラ作者によるとUSB給電は電力不足の恐れある
ので薦めないとのこと
(4) ネットインストーラーの注意事項
インストーラが繰り出す質問で、いくつかハマル箇所あるので解説します
① Select a language → 言語は “ C ” を選択してください。
② Primary network interface → “ eth0 : Ethernet ” を選択
③ Continue the install without loading kernel modules → “YES”
カーネルはこのインストーラでは触りませんのでYES
④ Partition disks → “Guided - use the largest continurous free space”
partition自動作成ですが、ブート用partitionは触ってほしくないのでこの設定
で、イケるはず………、なんですがネットワークeth0がうまくつながらず………orz
継続調査とさせてください
11.Arch Linuxで遊ぼう
Arch Linuxはシンプルな基本構成とと強力なパッケージ管理システムが評価されているディストリビューションで、各種ARMガジェットに対応しています。ためしにインストールしてみます。ちなみに元ネタは公式サイト
手順は基本的にbeagleboard-xmの記事と 同じものです。
(1) microSDHCのパーティション切り
まずは、microSDHCにパーティションを切ります。 ただし、先頭のブートパーティションはfdiskにて次のようにFAT16にしてください
chi@ubuntu-vm:~$ sudo fdisk /dev/sdb
コマンド (m でヘルプ): [ n ]
コマンドアクション
e 拡張
p 基本パーティション (1-4)
[ p ]
パーティション番号 (1-4): [ 1 ]
最初 シリンダ (1-1021, 初期値 1): [ リターンを押す ]
初期値 1 を使います
Last シリンダ, +シリンダ数 or +size(K,M,G) (1-1021, 初期値 1021): [ +64M ]
コマンド (m でヘルプ): [ t ]
選択した領域 1
16進数コード (L コマンドでコードリスト表示): [ e ]
領域のシステムタイプを 1 から e (W95 FAT16 (LBA)) に変更しました
コマンド (m でヘルプ): [ a ]
パーティション番号 (1-4): [ 1 ]
コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
e 拡張
p 基本パーティション (1-4)
[ p ]
パーティション番号 (1-4): [ 2 ]
最初 シリンダ (19-1021, 初期値 19): [ リターンを押す ]
初期値 19 を使います
Last シリンダ, +シリンダ数 or +size(K,M,G) (19-1021, 初期値 1021): [ リターンを押す ]
初期値 1021 を使います
コマンド (m でヘルプ): [ w ] ※入力箇所をカギ括弧で強調しています
(2) microSDHCのフォーマット
先頭パーティションはFAT16で、第2パーティションはext4でフォーマットします
ichi@ubuntu-vm:~$ sudo mkfs.msdos -F 16 /dev/sdb1 -n boot
ichi@ubuntu-vm:~$ sudo mkfs.ext4 -L rootfs /dev/sdb2
(3) bootパーティションの中身書込
Arch linux 公式サイトからブートパーティションの中身をダウンロードし書き込み
ここで、tarから解凍したファイルをSDファイルへの書き込み順番が……、という話があるのですが、tarから直接書き込みでこの問題を回避
ichi@ubuntu-vm:~$ wget http://archlinuxarm.org/os/omap/BeagleBone-bootloader.tar.gz
ichi@ubuntu-vm:~$ mkdir boot
ichi@ubuntu-vm:~$ sudo mount /dev/sdb1 boot
ichi@ubuntu-vm:~$ sudo tar -xvf BeagleBone-bootloader.tar.gz -C boot
ichi@ubuntu-vm:~$ sync
ichi@ubuntu-vm:~$ sudo umount boot
(4) rootfsパーティションの中身書込
Arch linux 公式サイトからルートパーティションの中身をダウンロードし書き込み
ichi@ubuntu-vm:~$ wget http://archlinuxarm.org/os/ArchLinuxARM-am33x-latest.tar.gz
ichi@ubuntu-vm:~$ mkdir root
ichi@ubuntu-vm:~$ sudo mount /dev/sdb2 root
ichi@ubuntu-vm:~$ sudo tar -xf ArchLinuxARM-am33x-latest.tar.gz -C root
ichi@ubuntu-vm:~$ sync
ichi@ubuntu-vm:~$ sudo umount root
(5) 初期起動
① 先ほど作成したSDHCカードを BeagleBone にセット
② 電源をつなげば Beaglebone が起動します。
④ 初期ユーザー:root 、初期パスワード: root です。なるべく早く変更してください
すみません、筆者の環境ではここでブート失敗、後日再チャレンジします
(7) BeagleBone での初期設定
① ネットワークを設定します。 /etc/rc.confの以下の行を変更します
HOSTNAME="bone" (お好みのHOST名をセット)
interface=eth0
address=192.168.0.2 (この行以降のIPアドレスを空白にするとDHCPから取得になります)
netmask=255.255.255.0
broadcast=192.168.0.255
gateway=192.168.0.1
/etc/hosts に、以下の行を追加し先ほどセットした自分のホスト名のIPを登録します
192.168.0.2 bone bone.homeip.net
/etc/resolv.conf に、以下の行を追加し自分のネームサーバーを登録します
このファイルは不要なDAEMONに上書きされないようchmod a-w します
nameserver 192.168.0.1
② その他の初期設定として /etc/rc.confの以下の行を変更します
LOCALE="ja_JP.utf8"
TIMEZONE="Asia/Tokyo"
KEYMAP="jp106"
/etc/locale.gen に、以下の行を追加し、locale-gen コマンドを実行してください
ja_JP.UTF-8 UTF-8
ja_JP.EUC-JP EUC-JP
③ パッケージ管理システムを以下のコマンドで初期化し、パッケージを最新にします
# pacman -Sy (最新のソースリストと同期)
# pacman -Su (既存の環境のアップデート)
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