Ichmy's PogoPlug

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PogoPlugクラシック で遊ぼうのこーなー

このこーなでは、価格がお手ごろになった PogoPlugクラシックを改造して遊びます

なお、最近この機種は値崩れも収束して市場に出回る数がかなり減ってますので、参考程度にご覧ください

また、ちょっとした電子工作(圧着ケーブルを使って信号引き出し、半田づけは無し)も行います


高圧注意
この先に紹介する改造を実施すると、メーカー保証が切れるだけでなく、 機器内部には、100Vが剥き出しになっている部分があるため、 最悪の場合、感電や火災などの恐れがあります
当サイトの情報を使用することにより生ずる直接または間接のいかなる種類の損失に対しても、 当サイトは責任を負いかねます。
これらのリスクを自己責任で対処できる方のみ、以降の記事をご覧下さい

0.目次

1.PogoPlug クラシックとは

2.これからの大まかな流れ

3.まずは 動作確認

4.OpenPOGO で遊ぼう

6.シリアルコンソールを繋ごう

8.参考にさせていただいたサイト


1.PogoPlug クラシックとは

(1) PogoPlug とは

PogoPlug とは クラウドエンジン社 から発売されている 、省電力、省スペースで動作する超小型サーバです。

プラグ・コンピューターの一種で、 SheevaPlugや、GuruPlug の兄弟製品です。

本来はパーソナルクラウドとして使います。本来の使い方は他サイトでも紹介されているので省略。

本サイトでは、自宅サーバとして1からOSを組み込んで遊びます

なお、このPogoPlug は後継機種PogoPlugモバイルがすでに発売されており、 本来の使い方をされる方はソフトが改良されているこちらを薦めますが、 本サイトの用途には値崩れしている旧機種の方を使います

PogoPlug photo
図1.PogoPlug クラシックの写真
表1.PogoPlugクラシック( POGO-E 02 )の主な機能
機能 内容
CPU Marvell 88F6281 1.2GHz (ARMv5TE)
主記憶 256MB RAM
補助記憶 128MB NAND FLASH内蔵
ネット ギガビットイーサ ×1
USB 4ポート
電源 AC電源(100~240V/50~60Hz)
コネクタは
右の図で
上からUSB空きポート2つ
USBケーブル
イーサケーブル
電源ケーブル
裏にもう1つUSBポート

筆者は日本のアマゾンに「POGO-P25」として注文したが、実際に送られてきたPogoPlugの底面には型番がPOGO-E 02 と記されていた。 発売当初のPCWatchの紹介記事とはCPU仕様が変わっているようだ。

米国のProと同じ仕様(Dual700Mhz)から米国のv2と同じ仕様(Single1.2GHz)に変更されている

改造方法が変わってくるので底面の表示をチェック確認お願いします。

(2) 日本での入手方法

日本のアマゾン等で普通に買えます。価格.com 等で安いところ探してください。


2.これからの大まかな流れ

次章以降からは次のようなステップを踏んで進んでいきます。 先へ行くほどリスクが高いので、自信のない方は途中で止まってください。

(0) まずは動作確認

 まずは、通常機能が正常に動作するかを確認します。SSHでログインできるかも確認

--------- この先、メーカ保障が切れます --------

(1) OpenPOGO で遊ぼう

 現状機能はそのままに、apacheなどの追加コマンドをインストールします

--------- この先、クラウド機能が使えなくなります --------

(2) Plugbox Linux で遊ぼう

 OSを1からインストールします。クラウド機能とは両立できず

  ※ 元へ戻し方がよく分からないので掲載延期
--------- この先、殻割りするので、感電のリスクもアリ --------

(3) シリアルコンソールを繋ごう

 上記手順をやっているうちに反応しなくなることもあります。ゴミ化を防ぐためシリアルコンソールを繋ぎます。
 多少の電子工作をします


3.まずは 動作確認

(1) アクチベート

購入したらまずは、動作確認をかねて、アクチベートしてください

アクチベートのやり方は説明書のとうりで簡単なのですが ただ、アクチベートサイトの場所が分かりにくい。

クラウドエンジン社のサイトに行き、下の方に小さな文字で「デバイスをアクチベート」と書いてあるリンクを探してクリックしてください

(2) SSH 接続の有効化

① 上記アクチベートが済んだら、 クラウドエンジン社のサイトに行き、上の方に小さな文字で「サインイン」
  と書いてあるリンクを探してクリックしてログインください

② 私のpogoplugのページに接続できたら、右上の方に小さくあなたの登録したメールアドレスが表示されて
  います。軽くクリックすると、各種メニューが出ますので「設定」を選んでください

③ アカウント設定のページに接続できたら、左のメニューの「セキュリティ」を選択

④ 「SSH を有効にする」のチェックボックスが現れるので選択。

⑤ パスワードを設定する画面が現れるので入力する。

(3) SSH 接続

ユーザー名「root」、パスワードは先ほど設定したものでログインできます

ただ、pogoplugのIPアドレスはDHCP で現時点で固定困難なので、接続先のIPがよく分からないが

ルーターの払出IPログを読む等で調べてください。


4.OpenPOGO で遊ぼう

(1) OpenPOGO とは

この章では、Pogoplug の機能はそのままに、webサーバなどLinuxの各種機能も追加するOpenPOGO

をインストールして遊びます ちなみに元ネタはこちら 日本語の参考文献もあります。こちら

以前は開発公式サイトがあったのですが現在閉鎖されており、残っているのがリンク先記事です

Pogoplug では、OSは内部のNANDフラッシュに入っていますが、容量が限られており、webサーバなど入れよう

としても入りません。 そこで、USBに拡張用コマンドをインストールできるようにするソフトがOpenPOGOです

(2) 用意する持ち物

① アクチベートとSSH有効化が終わり、ネットに繋がったPogoplugクラシック

② 中身を全部消してしまってもいいUSBメモリ、容量は1GBもあれば可

(3) USB ドライブを ext2 でフォーマットします

① PogoPlug の電源を入れてネットにつなぎ、Pogoplugのサイトにログイン

② 上記中身を全部消してしまってもいいUSBメモリをPogoに接続する、それ以外のUSBHDなどは取り外す

③ PogoPlug のサイトで当該USBメモリを取り外すを選択、(物理的な接続はそのまま、ソフト的にumount)

④ SSHでログインし、、USBメモリをフォーマットするためのツールを以下のようにダウンロード

  # cd /tmp
  # wget http://plugapps.com/os/pogoplug/mke2fs
  # chmod 755 mke2fs
  # killall hbwd  (←Pogoplugの機能を実現するデーモンを停める)

⑤ USBメモリにパーティションを作成

  # /sbin/fdisk /dev/sda
  Command (m for help): [ d ]
  Selected partition 1 ( ←複数ある場合は全てを順に選択してパーティションを全て削除する)
  Command (m for help): n
  Command action
     e   extended
     p   primary partition (1-4)
  [ p ]
  Partition number (1-4): [ 1 ]
  First cylinder (1-1522, default 1): Using default value 1 [リターンを押す]
  Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (1-1522, default 1522): Using default value 1522 [リターンを押す]

  Command (m for help): [ w ]
  The partition table has been altered! (※入力箇所をカギ括弧で強調しています) 

⑥ USBメモリをフォーマットし、再起動

  # ./mke2fs /dev/sda1
  # /sbin/reboot

(4) OpenPOGO をインストールします

① まず、母艦パソコンにこちらから、OpenPOGO のパッケージ opt.tar.gz をダウンロードします

② PogoPlug の電源を入れてネットにつなぎ、Pogoplugのサイトにログイン

③ 上記でフォーマットしたUSBメモリをPogoに接続する

④ Pogoplugのサイトに上記USBメモリが表示されたら、先ほどダウンロードした opt.tar.gz をアップロードして
  USBに入れます

⑤ SSHでログインし、以下コマンドで opt.tar.gz を展開

  # cd /tmp/.cemnt/mnt_sda1
  # tar -xzvf opt.tar.gz 

  ファイルはUSB直下の .opt ディレクトリに入ります。ドットで始まるファイルは単なるlsや、pogoplugサイト上

  でのファイル一覧からでは見えないのでls -aで見て正しく入ったか確認ください。

------ ここから Pogoplug のシステムファイルを触ります。注意して作業ください ------

⑥ 以下コマンドで root ファイルシステムを書き換え変更可能にします

  # mount -o rw,remount /

⑥ 以下リンクを作成し USBに展開したパッケージ(のマウント予定地)を/optでアクセスできるようにします

  # ln -s /tmp/mnt_opt/.opt  /opt

⑦ rcS のバックアップを取って置きます

  # cp /etc/init.d/rcS /etc/init.d/rcS.backup

⑧ /etc/init.d/rcS の最後尾に以下の内容を追記します

 # code added below for OpenPogo /opt on USB with init on boot
 /etc/init.d/mount_opt
 /opt/etc/init

⑧ /etc/profile を以下の内容で作成します

 #!/bin/bash
 # New profile added for OpenPogo /opt on USB
 #
 export PATH=/opt/bin:/opt/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/bin:/sbin

⑨ /etc/init.d/mount_opt を以下コマンドで作成します

 # cp /tmp/.cemnt/mnt_sda1/.opt/mount_opt /etc/init.d/
 # chmod 755 /etc/init.d/mount_opt

⑩ 後片付け(root ファイルシステムを読み取り専用に戻す)し、再起動

 # mount -o r,remount /
 # /sbin/reboot

(5) OpenPOGO の初期設定

① 以下コマンドでパッケージ管理システムを更新します

 # ipkg update

6.シリアルコンソールを繋ごう

高圧注意
この章では、上記の設定でどうもうまく行かない場合に、内部で何が起こっている かを調べるために、内部から信号を取り出してシリアルコンソールに繋ぎます。 ページの初めにも書きましたが、内部の殻を割りますので、保証が切れるだけ でなく、100Vに触れてしまう危険があります。 これらのリスクを自己責任で対処できる方のみ、以降の記事をご覧下さい

Pogoplug-E02 内部写真
図2.Pogoplug-E02殻割り内部写真
シリアルコンソール接続図
図3.シリアルコンソール接続部拡大
(※ 左のコネクタは電源線)

(1) 用意する持ち物

  ここでは内部から信号を取り出すので多少の工作をしますが、
  半田コテは使わず、圧着コネクタを用います
① USB-TTLシリアルコンバータ(3.3V) ( 筆者例:FTDI社製)
  一般のシリアルと違い組み込み系では電圧が3.3Vのものが
  よく使われます。 3.3V用のシリアル通信機材を用意してください。
  右写真の筆者機材の例では端子が2.54mmピッチメスコネクタに
  なっていて直接繋がらないので、以下でコネクタ変換をします
② 工具 : 精密圧着ペンチ( 筆者例:エンジニア社製PA-09)、
       ニッパ、ラジペン
③ 部品 : Pogo側コネクタは通常より小さい2mmピッチのものです
        (筆者例:日圧製PHハウジング4P、と、適合ピン)
       シリアル側コネクタは通常の2.54mmピッチのものを使用
        (筆者例:QIコネクタ6P適合ピン)
         注:QIコネクタは2550コネクタとも言います。
       お好みの色の配線材、最初からコンタクトピンがついてる
       電線もありますが片側だけで、いずれにせよ圧着工具要

(2) 変換コネクタの作成

  上記部品を使って、変換コネクタを作ります。圧着は デジット
  さんのブログを参照して作業ください
  右の図3にPogo側コネクタの信号順を記載しますので、
  それぞれGND→GND、RxD→TxD,TxD→RxDとクロスに繋げばOK
  なお今回は3.3Vの端子は使用しないので間違って接続しないで
  下さい

(3) 通信接続

   PogoPlug の殻を破って基板を剥き出しにすると図2のように
  4ピンの空きコネクタがあると思います。それがシリアルポート
  です。上記コネクタを使って接続しましょう。
  筆者のWin7パソコンではシリアルコンバータは挿せば勝手に
  ドライバ入り、COM3 として認識されました。
  通信条件は、115200bps、データ長8ビット、ストップビット1、
  パリティ無し フロー制御無しです。

通信に成功すると、U-bootからカーネルの起動メッセージが見えるようになり、問題が分かりやすくなります。

(4) 機種の違いについて

この記事では底面に「POGO-E02」と書かれている機体について書いています。

底面に「POGO-P25」と書かれている機体をお持ちの方も、同様なコネクタ あると思うのでそこにコンソールを繋いで下さい


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