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Raspberry Piで遊ぼうのこーなー

検索エンジンで来られた方へ:

この5月に出版された書籍「Raspberry Piで遊ぼう!」と、このこーなとは、 名前がかぶってますが、

無関係です。(もちろん、このこーなの方が先です) 本の著者のブログは こちらです


0.目次

--- ハード編 --- ディストリビューションによらないハード的な事柄を紹介 ---

1.Raspberry Pi とは

2.日本での入手方法

3.別途用意する持ち物

--- ソフト編 --- 各ディストリビューションのインストール記事 ---

4.Raspbian で遊ぼう (テスト起動も兼ねて)

5.Arch Linuxで遊ぼう


1.Raspberry Pi とは

Raspberry Pi とは Raspberry Pi 財団  が開発・販売している小型のマザー・ボードです。(以降RasPi) 

この名刺サイズの基板の中にパソコンに必要な機能が一通りそろって おり linuxで動かすことが可能です。

下記図1の写真左上に剣山のように突き出ている端子から、各種信号が取り出せ、高価なパソコンでは故障を恐れ躊躇する電子工作でも、安価な本機種なら気軽に遊ぶことができます。

Raspberry Pi には2種類あり、ModelA と ModelB があります。 ModelA はネット端子などが省略され安価化されてます。

RasPi photo
図1.Raspberry Pi ModelBの写真
※ Model A では右上のイーサネットが省略されてます
表1.Rasberry Pi の主な機能
機能 Model A Model B
CPU Broadcom BCM2835
(700 MHz ARMv6)
主記憶 256MB 512MB (※1
補助記憶 フルサイズ SDHC
ネット 100Mbps Ethernet ×1
USB 2ポート
画像出力 DVI-D or HDMI、コンポジット
音声 アナログ出力、HDMI出力
電源 USB給電
基板サイズ 85.60 x 53.98 [mm]
※1)H24/10/14出荷分以前はModel Bも256MBでした

2.日本での入手方法

(1) 購入先

購入先は大きく分けて3系統あります。

RSコンポーネンツから購入

  国際的な電子部品販売業者であるRSから直接購入します

  何らかのトラブル時の問合電話も日本のオペレータが対応してくれます

  価格は Model A が、¥2,400-、Model B が、¥3,300-です。 (送料+¥460-,2013/7/1現在)

  筆者の場合、H24/6/20発注→7/25夕発送→ヒースローから成田直行便→7/27成田着→7/29朝受取

  でしたが、現時点では、RSのRasPi生産不調は解消したらしく、納期4営業日ぐらいで届く模様

  発注方法は、

    (a) RSコンポーネンツ 日本サイトに行きます

    (b) 上部にある商品検索窓に「raspberry」といれて検索するとRasPi特設ページに行きます

    (c) 赤い発注用のボタンが2つ出ます。“通常のRSの取引”と“個人でのご購入”ですが、

      “通常のRSの取引”を選択してください

      以前は“個人でのご購入”は英国への直接発注となりややこしい代わりに納期優遇されてた

      のですが、最近は通常の日本営業の方が早いので

    (d) 以降は、説明不要で、普通の通販と同じです。

Farnelから購入。

  もう一つの製造元Farnel から購入ですが、最近になってようやく、日本代理店が対応始めましたが

  本サイトでは、 ケース抱き合わせ販売&英語サイトではありますが、ModMyPiで購入をお薦めします。

  支払いはペイパルになります(後で説明)。

  価格は£29.99(ケース込)+送料£4.99(日本円で ¥4,491+¥747)+ペイパル為替手数料3%

  筆者の場合、H24/12/4夜発注→当日中に即発送→12/13着、通常の航空郵便なので運送に7営業日

  掛かったが素早く入手できた。。

  ※ ちなみに上記Farnel代理店だと、Model B が、¥4,700-(2013/4/29現在)です。正規代理店のくせに高い

③ 日本の代理店から購入

  海外取引に抵抗がある方は、共立エレショップ( Model A / Model B ) で販売中です。 2013/6/27現在、

  Model A は ¥3,360、Model B だと ¥4,410 です。 (送料+¥380-)

  超特急で買いたい方は、日本橋の同店実店舗のシリコンハウス共立で販売中。 2F中央付近のワゴンで、

  Model A や Model B が棚にぶら下げられており、3.5A電源アダプタ、HDMIケーブルと共に販売されてます

  また、秋葉原の 千石電商からも購入出来ます。価格は上記と同じです。

(3) ペイパルって?

ペイパルは、日本ではまだ あまり普及していませんが、国際的にはよく知られた支払い方です。

先方にクレカの番号を伝えるのが心配な方に、ペイパルが間に入って仲介し、相手 にクレカ番号を伝えることなく、クレカで支払うことができます。

対応クレカは、VISA、Master、JCB、AMEX、DISCOVER(アメリカ国内のカード会社、 日本未普及)です。

海外との取引(=為替が必要なとき)のみ手数料がかかり、為替レートに3% 上乗せすることで徴収されます


3.別途用意する持ち物

(1) 母艦パソコン

Windowsパソコンでいいので用意してください。(Macも可能)

(2) フルサイズSDHCカード

4GB以上のものを用意してください。micro SDHC をアダプタ経由で使っても可。

(3) SDHCアダプタ

上記SDHCを母艦から読み書きできるアダプタを用意ください

(4) 充電用USBケーブル(Micro-USB Bタイプ) とセルフパワーUSBハブ

RasPiの電源は、ACアダプタではなく、携帯でよくある上記USBケーブルで供給します

電力を供給するセルフパワーUSBハブも必要です。(携帯の充電器可、このポートは通信できません)

ケーブルは100均の安いのやスタイル重視の細いものは避けて下さい。電圧降下で立上がらないことアリ。

(5) HDMIケーブル

画像出力端子がHDMI端子になっています

お使いのCRTがDVI-D対応ならHDMI→DVI-D変換ケーブルを

ハイビジョンテレビをおもちならHDMIケーブルを用意下さい

(6) 入出力機器

USBキーボード、USBマウス


4.Raspbian で遊ぼう (テスト起動も兼ねて)

(0) はじめに

RasPi にはテスト起動用SDがありませんので、まずはこのRaspbianをインストールして動作確認してください

ちなみに元ねたは公式wikiです

(1) Raspbian とは?

RasPi用に特化された野良Debian です。 オリジナルのDebian でもARMv7 の各マシン用には浮動小数点演算装置を活用したバージョンを公開していますが、RasPiはARMv6のため未対応。

そこでRasPi財団が自分で対応版Debian を作っちゃったのがRaspbian です。

(2) 母艦の準備

SDHCカードアダプタをもつLinuxマシンを用意してください。 筆者はVMWare 上で Ubuntu を用意

筆者のSDHCカードアダプタは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えてください

(3) 母艦での作業

① 中身が丸ごと消えてもいいSDHCカードを用意し、アダプタに接続

  次の手順で、全パーティションが消されて一から作成されます。mount されていたら umount ください。

② 適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してください

 (プレビルドされたイメージ取得)
  $ wget http://files.velocix.com/c1410/images/raspbian/2013-05-25-wheezy-raspbian/2013-05-25-wheezy-raspbian.zip
 (チェックサム確認)
  $ sha1sum 2013-05-25-wheezy-raspbian.zip
  131f2810b1871a032dd6d1482dfba10964b43bd2  2013-05-25-wheezy-raspbian.zip
 (SDへの書込)
  $ unzip 2013-05-25-wheezy-raspbian.zip
  $ sudo dd bs=1M if=2013-05-25-wheezy-raspbian.img of=/dev/sdb
  $ sync 

  いきなり dd で書き込むとはずいぶん乱暴なやり方とは思いますが、一番確実ですね。

(3) Raspberry Pi 起動

① 先ほど作成したSDHCカードを Raspberry Pi にセット

② Raspberry Pi にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、ハイビジョンテレビも可(自動認識されます)

③ 電源用USBケーブルをつなげば Raspberry Pi が起動します。

④ 初回起動時に、いきなり初期設定ツール raspi-config の画面になります。

  内容は後で説明します。一気に全部設定してもいいのですが、今回は無理せず、タブキーを押して

  <Finish> を選択します。 再起動していいか聞いてきますので、<Yes>としてください

(4) Raspberry Pi 初期設定 (raspi-config)

① 2回目以降の起動では CUI ログイン画面になります。

  初期ユーザー:pi 、初期パスワード: raspberry です。後ほど⑥で変更します

② 初期設定ツール raspi-config を起動します

 $ sudo raspi-config 

③ まずは、「Advancesd Options」→「update」を選択し、raspi-configのアップデートを確認。

④ 「Expand Filesystem」を選択しルートパーティションを拡張します

  初期状態ではSDカードの先頭2GBほどしか使用せず、使いずらいので、 容量全体を使うように設定。

  再起動後に有効になります。raspi-config を抜けると再起動を聞いてきますので実行

⑤ 「Internationalisatin Options」→「Change Keyboard Layout」 を選択し、キーボード配列を設定

  [Generic 105-key (Intl) PC]-[Japanese - Japanese (OADG 109A) ]でOK。

⑥ 「Change User Password」を選択し、「pi」ユーザのパスワードを変更する。

⑦ 「Internationalisatin Options」→「Change timezone」を選択し、タイムゾーンを設定。

  「asia」の中から「tokyo」を選ぶ。

⑧ 「Advancesd Options」→「SSH」を選択し、セキュアシェルサーバの起動/停止を設定

⑨ 「Enable Boot to Desktop」を選択しブート後の動作を設定。

  「Yes」にすると起動後自動的にデスクトップ画面が出るようになる。

(5) Raspberry Pi 日本語化

① パッケージのアップデート

 $ sudo aptitude update
 $ sudo aptitude safe-upgrade 

② お好みの日本語フォントを導入。例えば以下

 $ sudo aptitude install ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfonts-kaname 

③ raspi-config に戻り、「change_locale」を選択、言語と地域を選ぶ。

  「ja_JP.EUC-JP」と「ja_JP.UTF-8」も追加選択し、「ja_JP.UTF-8」を標準に設定


5.Arch Linuxで遊ぼう

(0) はじめに

Arch Linuxはシンプルな基本構成とと強力なパッケージ管理システムが評価されて いるディストリビューションで、各種ARMガジェットに対応しています。 ためしにインストールしてみます。ちなみに元ネタは公式サイト

(1) 母艦の準備

SDHCカードアダプタをもつLinuxマシンを用意してください。 筆者はVMWare 上で Ubuntu を用意

筆者のSDHCカードアダプタは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えてください

(2) 母艦での作業

① 中身が丸ごと消えてもいいSDHCカードを用意し、アダプタに接続

  次の手順で、全パーティションが消されて一から作成されます。mount されていたら umount ください。

② 適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してください

 (プレビルドされたイメージ取得)
  $ wget http://files.velocix.com/c1410/images/archlinuxarm/archlinux-hf-2013-02-11/archlinux-hf-2013-02-11.zip
 (チェックサム確認)
  $ shasum archlinux-hf-2013-02-11.zip
  1d2508908e7d8c899f4a5284e855cb27c17645dc  archlinux-hf-2013-02-11.zip
 (SDへの書込)
  $ unzip archlinux-hf-2013-02-11.zip
  $ sudo dd bs=1M if=archlinux-hf-2013-02-11.img  of=/dev/sdb
  $ sync 

(3) Raspberry Pi 起動

① 先ほど作成したSDHCカードを Raspberry Pi にセット

② Raspberry Pi にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、ハイビジョンテレビも可(自動認識されます)

③ 電源用USBケーブルをつなげば Raspberry Pi が起動します。

(4) Raspberry Pi 初期設定

① 初期ユーザー:root 、初期パスワード: root です。なるべく早く変更してください

② まずは、パッケージを更新します。

 # pacman -Syu
 # reboot

③ 一般ユーザーの追加

  そのまま作業するのは怖いのでさっさとユーザを追加する。 sudo もできるようにしておく。

 # useradd -m -g wheel [user]      # ユーザを追加して wheel グループに入れる
 # passwd [user]                   # ユーザのパスワードを設定
 # pacman -S sudo                  # sudo をインストール
 # visudo                          # ユーザーを sudoers に登録

④ ネットワークの設定

  arch linux は最近 systemd で設定しなけりゃならなくなったそうなので、以下設定

 # hostnamectl set-hostname [myhostname]    # hostname の設定

  DHCP は不便なので IP アドレスを固定します。 netctl というパッケージを使います。

 # pacman -S netctl
 # reboot                          # reboot してください
 # cd /etc/netctl
 # cp examples/ethernet-static static
 # vi static                       # 自分の環境に合うように設定を変えてください
 # netctl start  static            # 設定が正しいかテスト、NGならファイルを修正
 # netctl enable static            # 設定がOKなら、起動時から読み込み指示
 # reboot 

⑤ ローケールの設定

   UTF-8 をデフォにし、EUCも使えるようにします。 まず、/etc/locale-gen の以下の行のコメントを外す

 ja_JP.EUC-JP EUC-JP
 ja_JP.UTF-8 UTF-8 

  続いて、以下実行

 $ sudo locale-gen
 $ sudo localectl set-locale LANG="ja_JP.utf8"

⑥ コンソールの設定

   コンソールで日本語キーボードが使えるようにします。/etc/vconsole.conf を以下のように設定

 KEYMAP=jp106
 FONT=lat9w-16
 FONT_MAP=8859-1_to_uni

  リブート後、日本語キーボード対応になります

⑦ timezone の設定

  まずは、以下のコマンドで timezone を日本標準時にします

 # sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo 

  折角なので、ntpサーバーも日本標準時G. のサーバーにします。/etc/ntpd.confの以下の行を修正

 #servers pool.ntp.org       # コメントアウト
  servers ntp.nict.jp        # 追記します。なお、"servers"は語尾に"s"が付いています。  

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