5.5.9.Fedora25 で遊ぼう (BBB編)
(0) はじめに
この章では、2016年11月22日にリリースされた Fedora25 を BeagleBone Black に入れて遊びます。 ちなみに元ネタはFedora 公式wiki
スミマセン、筆者の環境でのFedora25 はGUI出力に失敗、シリアルコンソールを事前準備してください。
(1) 母艦の準備
① Fedora が走っている環境を用意してください (筆者はVMware上 で用意)
② microSDHCカードアダプタを用意ください
筆者のものは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えてください
(2) 母艦での作業
① 中身が丸ごと消えてもいいmicroSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。 最初から消しておくことを推奨
② Fedora 公式サイト ARM ベース のコンピューター向けの Fedora イメージのサイトから、
イメージをダウンロードします。以下の例ではARM デスクトップ向けFedora Workstationを使っています
③ インストーラ・スクリプトをインストールします
# sudo dnf install fedora-arm-installer
② 母艦 Linux 起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを 実行してください
(チェックサム確認)
$ sha256sum Fedora-Workstation-armhfp-25-1.3-sda.raw.xz
553885d5643de06c468997f0e6a0bc1f1ba759d5ed806ac4d3f115522dfd6fbf Fedora-Workstation-armhfp-25-1.3-sda.raw.xz
(SDへの書込※筆者例)
$ sudo su
# fedora-arm-image-installer --image=Fedora-Workstation-armhfp-25-1.3-sda.raw.xz --target=am335x_boneblack --media=/dev/sdb --selinux=OFF --norootpass --resizefs --addconsole
# sync
※1: 各オプションの意味は
--image=Fedora-Workstation-armhfp-25-1.3-sda.raw.xz :イメージファ>イル名を指定
--target=am335x_boneblack :ボード機種名
--media=/dev/sdb : 書き込み先
--selinux=OFF : SElinux は面倒なのでオフにしました
--norootpass : ルートのパスワードは面倒なので消しました。インストール後設定してください
--resizefs : ルートの容量をSDカードいっぱいに広げます
--addconsole : 起動失敗時にすぐわかるよう、シリアルへのコンソール 出力を有効にしました
(3) BeagleBone Black 起動
① 出来上がった起動メディアを BeagleBone Black にセット
② BeagleBone Black にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、ハイビジョンテレビも 可(自動認識されます)
③ 電源をつなげば BeagleBone Black が起動します。
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