7.4.5.Fedora18 で遊ぼう (Guruplug-st編)
(0) はじめに
この章では、2013年1月8日にリリースされた Fedora18をインストールします。 ちなみに元ねたはこちら
(1) 用意するもの
前章6のDebianと用意するものは同じです。
(2) 母艦での作業
① 中身が丸ごと消えてもいいUSBディスクを用意し、アダプタに接続
次の手順で、全パーティションが消されて一から作成されます。mountされていたら umount ください。
② 適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してください
(プレビルドされたイメージ取得)
$ wget http://fr2.rpmfind.net/linux/fedora-secondary/releases/18/Images/arm/Fedora-18-kirkwood-arm.img.xz
(USBへの書込)
$ sudo su
# xzcat Fedora-18-kirkwood-arm.img.xz > /dev/sdb
# sync
(3) U-boot 環境変数設定
上記書き込みが完了したら、母艦とguruplugをコンソール接続し、上記USBを挿し、電源を入れて、
U-bootのコマンド待ちの状態にしてください。 立ち上げに必要な環境変数を以下のように設定してください
Marvell>> set bootargs 'console=ttyS0,115200 root=LABEL=rootfs rootwait'
Marvell>> set loadInitrd 'ext2load usb 0:1 0x7400000 uInitrd'
Marvell>> set loadImage 'ext2load usb 0:1 0x6400000 uImage'
Marvell>> set bootcmd 'usb start; ${loadImage}; ${loadInitrd} ; bootm 0x6400000 0x7400000'
Marvell>> saveenv
reset コマンドで再立ち上げすると、Fedora18 が起動します。
筆者の環境で初回起動で失敗し、自動で再起動しましたが、2回目ではOKでした。
(4) GuruPlug の初期設定
① 初期ログイン
初期ユーザーは「root」、初期パスワードは「fedora」です。 ログイン後すぐにパスワード修正ください。
② パッケージの更新
# yum -y update
③ 内蔵イーサネットの設定
お好みで、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 を以下のようにし固定IPに設定します。
DEVICE=eth0
BROADCAST=192.168.11.255
IPADDR=192.168.11.10
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.11.0
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet
GATEWAY=192.168.11.1
DNS1=192.168.11.1
つづいて、以下コマンドを実行
# systemctl disable NetworkManager.service
# chkconfig network on
# reboot
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