コンソールを繋ごう(Quartz64編)

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5.8.4.コンソールを繋ごう(Quartz64編)
5.8.Quartz64 で遊ぼうのこーな

5.8.4.コンソールを繋ごう(Quartz64編)

(0) はじめに

多くのLinuxディストリビューション で遊ぶにはコンソール無しでもイケますが、 起動しないときに、何が問題なのか調べるためには、 シリアルコンソールが必要になります。本節ではその方法を説明します。


(1) 用意する持ち物

① USB-TTLシリアルコンバータ(3.3V) ( 筆者例:FTDI社製)

  一般のシリアルと違い組み込み系では電圧が3.3Vのものがよく使われます。 3.3V用のシリアル

  通信機材を用意してください。

  また、Quartz64は一般的なSBCより早い通信速度を要求しますので、1.5MBpsより早い通信

  速度対応のものを用意してください

② ブレッドボード・ジャンパーワイヤ(オスーメス) x3本


(2) 通信接続

Quartz64 port pins
図7.Quartz64 のIOポートの並び
RaspberryPi port pins
図8.筆者所有のUSB-TTLシリアルコンバータピン配置
  通信ケーブルは、IOポートにつなぎます。
  右図7はQuartz64のIOポートへの接続図で
  このうち、今回使うのは矢印で示している
  3本のピン(6番8番10番)です。
  通信条件は1500000bps、データ長8ビッ
  ト、ストップビット1、パリティ無、
  フロー制御無で、他の一般的なSBCより
  かなり早くなっています

  これを、シリアルコンバータとクロスに
  繋ぎます
  接続には、ブレッドボード・ジャンパー
  ワイヤ(オスーメス)を使います
  筆者所有の物は図8の配置になっており、

  GND → (#6ピン)GND
  RxD → (#8ピン)TxD
  TxD → (#10ピン)RxD

  と、クロスに繋げばOKです。

  ※)なお、公式Wikiによると、別ピンにUART0がいますが
  こちらの#8,#10ピンがコンソール出力です


5.8.5.Armbian Bookworm で遊ぼう (Quartz64編)
5.8.3.Quartz64 遊びに必要な持ち物

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