5.8.5.Armbian Bookworm で遊ぼう (Quartz64編)
(0) はじめに
この節では、Quartz64 に Armbian Bookworm をインストールして遊びます。
ちなみに元ねたはArmbian公式です。
(1) 母艦の準備
カードアダプタをもつLinuxマシンを用意してください。 筆者はVMWare 上 で Ubuntu を用意
筆者のカードアダプタは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に 応じ読み替えてください
パッケージは最新のものにアップグレードしておいてください
(2) 母艦での作業(最小環境のインストール)
① 中身が丸ごと消えてもいいmicroSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。最初から消しておくことを推奨
② 母艦Ubuntu起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してください
(プレビルドされたイメージ取得)
$ wget https://github.com/armbian/community/releases/download/24.11.0-trunk.273/Armbian_community_24.11.0-trunk.273_Quartz64a_bookworm_current_6.6.56_minimal.img.xz
(チェックサム確認)
$ sha256sum Armbian_community_24.11.0-trunk.273_Quartz64a_bookworm_current_6.6.56_minimal.img.xz
ef1d6688d9b263a3a0cc026c8d276f3cbd18ff59b8102faccf083c8a882db81c Armbian_community_24.11.0-trunk.273_Quartz64a_bookworm_current_6.6.56_minimal.img.xz
(解凍)
$ unxz Armbian_community_24.11.0-trunk.273_Quartz64a_bookworm_current_6.6.56_minimal.img.xz
(SDへの書込)
$ sudo dd bs=1M if=Armbian_community_24.11.0-trunk.273_Quartz64a_bookworm_current_6.6.56_minimal.img of=/dev/sdb
$ sync
(3) Quartz64 起動
① 出来上がった起動メディアをQuartz64 にセット
② Quartz64 にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、ハイビジョンテレビも 可(自動認識されます)
③ 電源をつなげば Quartz64 が起動します。
④ 初回起動時にrootのパスワードを強制的に作成させられます。事前に考えておいてください
また、その時に一般ユーザーも強制的に作成させられます。 ユーザー名とパスワードも
事前に考えておいてください
⑤ CUIで立ち上がります。
(4) 日本語化
① Orange PI 用Armbianは優秀で、最初の起動時にココが日本であることを判定し
ローケール等を日本に勝手に設定してくれます
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