5.6.6.Armbian Bookworm で遊ぼう (Pine64編)
(0) はじめに
この節では、Pine64 に Armbian Bookworm をインストールして遊びます。
ちなみに元ねたはArmbian公式サイトです。
(1) 母艦の準備
カードアダプタをもつLinuxマシンを用意してください。 筆者はVMWare 上 で Ubuntu を用意
筆者のカードアダプタは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に 応じ読み替えてください
パッケージは最新のものにアップグレードしておいてください
(2) 母艦での作業(最小環境のインストール)
① 中身が丸ごと消えてもいいmicroSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。最初から消しておくことを推奨
② 母艦Ubuntu起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してください
(プレビルドされたイメージ取得)
$ wget https://armbian.hosthatch.com/dl/pine64/archive/Armbian_24.5.1_Pine64_bookworm_current_6.6.31_xfce_desktop.img.xz
(チェックサム確認)
$ sha256sum Armbian_24.5.1_Pine64_bookworm_current_6.6.31_xfce_desktop.img.xz
6d19af21d7e42433b7f12f4224a84efae9178e2455acdd71b13f4297e76cca49 Armbian_24.5.1_Pine64_bookworm_current_6.6.31_xfce_desktop.img.xz
(解凍)
$ unxz Armbian_24.5.1_Pine64_bookworm_current_6.6.31_xfce_desktop.img.xz
(SDへの書込)
$ sudo dd bs=1M if=Armbian_24.5.1_Pine64_bookworm_current_6.6.31_xfce_desktop.img of=/dev/sdb
$ sync
上記ではCUIで立ち上がります
(3) Pine64 起動
① 出来上がった起動メディアをPine64 にセット
② Pine64 にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、ハイビジョンテレビも 可(自動認識されます)
③ 電源をつなげば Pine64 が起動します。
④ 初期ユーザー「root」パスワード「1234」です。
初回起動時にrootのパスワードを強制的に変更させられます。事前に考えておいてください
また、その時に一般ユーザーも強制的に作成させられます。 ユーザー名とパスワードも
事前に考えておいてください
(4) 日本語化
① Pine64 用Armbianは優秀で、最初の起動時にココが日本であることを判定し
ローケール等を日本に勝手に設定してくれます
② ただし、詰めが甘く、日本語フォントが不足し表示が文字化けし、表示が崩れます
③ 何とかして、Pine64のIPアドレスを割り出し、sshからログインしてください
(一番最初のCUIでの起動時に、表示されますので、メモしておいてください)
以下フォントの導入をすれば、正常に使えます
$ sudo apt-get install task-japanese
$ sudo apt-get install fonts-vlgothic
③ その他、初期設定は以下ツールを起動
$ sudo armbian-config
この初期設定ツールの使い方については公式サイトを参照
ichmy本家サイト
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