5.6.7.Open SUSE で遊ぼう (Pine64編)
(0) はじめに
Pine64 へのSUSEインストール記事を書こうと思います。
今回のイメージは2023/5/10時点でのTumbleweedをもとにしています
ちなみに元ねたはSUSE 公式です
(1) 母艦の準備
① openSUSE が走っている環境を用意してください (筆者はVMware上で用意)
パッケージも最新のものにアップグレードしておいてください
② microSDHCカードアダプタを用意ください
筆者のものは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えてください
(2) 母艦での作業
① 中身が丸ごと消えてもいいmicroSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。 最初から消しておくことを推奨
② 母艦 SUSE 起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを 実行してください
(※なお、JeOSイメージでテストします、HDMIは未対応です)
(インストーラ取得)
$ wget http://download.opensuse.org/repositories/devel:/ARM:/Factory:/Contrib:/Pine64/images/openSUSE-Tumbleweed-ARM-JeOS-pine64.aarch64-2023.05.15-Build9.22.raw.xz
(チェックサム確認)
$ sha256sum openSUSE-Tumbleweed-ARM-JeOS-pine64.aarch64-2023.05.15-Build9.22.raw.xz
883a6f0f79a776bf6ec7fa551fcd3ff51f2c4f7a010c7951ad486f5ae0da57dc openSUSE-Tumbleweed-ARM-JeOS-pine64.aarch64-2023.05.15-Build9.22.raw.xz
(解凍→SDへの書込)
$ unxz openSUSE-Tumbleweed-ARM-JeOS-pine64.aarch64-2023.05.15-Build9.22.raw.xz
$ sudo dd if=openSUSE-Tumbleweed-ARM-JeOS-pine64.aarch64-2023.05.15-Build9.22.raw bs=4M of=/dev/sdb; sync
(※なお、イメージファイルは日々更新されますのでsha256の最新の値はSUSE 公式で確認下さい)
(3) Pine64 起動
① 先ほど作成したSDHCカードをPine64にセット 電源をつなげば Pine64 が起動します。
HDMIにつなぐと、最初画面が表示されるのですが、しばらくすると真っ黒となり使えません
② 最初からSSHが使えます。コンソール機器をお持ちでない方は、ルーターからPine64のIPアド
レスを推測して繋いでください
② 初期ユーザー名は「 root 」初期パスワードは「 linux 」です。 起動後、パスワード変更下さい
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