Debian Buster で遊ぼう (Beagleboard編)

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6.2.7.Debian Buster で遊ぼう (Beagleboard編)
6.2.Beagleboard-xMで遊ぼうのこーな

6.2.7.Debian Buster で遊ぼう (Beagleboard編)

(0) はじめに

この節では、Beagleboard-xM にDebian Buster をインストールして遊びます。

ちなみに元ねたはbeagleboard の公式Wikiですです。

(1) 母艦の準備

micro SHDCカードアダプタをもつLinuxマシンを用意してください。 筆者はVMWare 上 で Ubuntu を用意

筆者のmicro SHDCカードアダプタは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に 応じ読み替えてください

パッケージは最新のものにアップグレードしておいてください

さらに、インストールに必要なパッケージを以下の様にインストールしておいてください

  $ sudo aptitude install git parted u-boot-tools

(2) 母艦での作業(ネットインストーラー書込)

① 中身が丸ごと消えてもいいmicro SHDCカードを用意し、アダプタに接続

  次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。 最初から消しておくことを推奨

② 母艦Ubuntu起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを 実行してください

 (インストーラ取得)
  $ git clone git://github.com/RobertCNelson/netinstall.git
  $ cd netinstall
 (インストーラ起動→SDへの書込)
  $ sudo ./mk_mmc.sh --mmc /dev/sdb --dtb  omap3-beagle-xm --distro buster --firmware
  $ sudo sync 

無印Beagleboard をお持ちの方は上記で「--dtb omap3-beagle-xm」 としているところを「--dtb omap3-beagle」として下さい

(3) Beagleboard-xM 上でネットインストーラー起動

① 出来上がった起動メディアをBeagleboard-xM にセット

② Beagleboard-xM にUSBキーボード、USBマウス、イーサケーブルを接続して下さい

③ CRTとHDMI→DVI-D変換ケーブルでつないでください。

④ 電源をつなげばネットインストーラが起動します。

(4) ネットインストーラーの注意事項

インストーラが繰り出す質問で、いくつかハマル箇所あるので解説します

① Select a language → 言語は “ C ” を選択してください。

② Primary network interface → “ eth0 : Ethernet ” を選択

③ ブートローダー無しで続ける → “YES”
  カーネルはこのインストーラでは触りませんのでYES

(5) GUI画面解像度の変更

GUI画面解像度を修正するには立ち上げ時にカーネルに与える引数を変更する 必要があります。

① 立ち上げパーティションは /boot/uboot/ にマウントされていますので移動
  そこにある uEnv.txt を編集してください。3行目が解像度を設定する場所>です。

② デフォルトでは画面解像度が1280x720@60Hzで立ち上がりますが CRTによってはこの解像度に対応
  しておらず、CRT表示不可の場合があるようです(読者より投書)
  その場合は、上記 uEnv.txt の3行目を以下のように変えてみてください

 (オリジナル) dvimode=1280x720MR-16@60
(修正)        dvimode=640x480MR-16@60
 うまくいけば、800x600MR-16@60、1024x768MR-16@60、1280x1024MR-16@60も試してくだ>さい 

③ 再起動すれば設定が変更されます

(6) ハイビジョンテレビへの出力

ハイビジョンテレビへ出力するには 上記の解像度調整でuEnv.txtを以下のよう にします

 (オリジナル) dvimode=1280x720MR-16@60
 (修正)        dvimode=hd720-24@60

(7) 日本語対応

① 日本語ローケールの設定
  以下のコマンドを実行し、ja_JP.UTF-8、ja_JP.EUC-JP を追加。   お好みでどちらかをデフォルトに設定

  $ sudo dpkg-reconfigure locales

② 日本語フォントの設定
    お好みの日本語フォントを入れる。例えば、

  $ sudo aptitude install ttf-kochi-gothic ttf-kochi-mincho

③ 日本語入力環境 ( ibus とanthy ) を導入します (起動はCTRL-SPACE)

  $ sudo aptitude install ibus-anthy

④ gdm からログインする際に下に言語とキーボードを選ぶメニュー出るので

  言語はJapanese(japan) に、キーボードも Japan に設定してからパスワード入>力し、ログインしてください



6.2.8.Arch Linux で遊ぼう(Beagleboard編)
6.2.6.Ubuntu Bionic Beaver で遊ぼう (Beagleboard編)

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