6.1.5.パンダ舎(ケース)で遊ぼう
6.1.PandaBoard ESで遊ぼうのこーな
6.1.5.パンダ舎(ケース)で遊ぼう
この記事もBeagleboard の2番煎じですが、
Pandaboard は、むき出しではかわいそうなので、 筆者はアクリル板のパンダ舎 に入れてあげました。
ゴム足がついているので無しでもいけるが、実運用するには何かに入れてください
(1) 基板設計情報の取得
まずは、Pandaboardの取り付け穴の寸法を正確に把握するため 基板設計情報 (ガーバーデータ)を
公式サイトガーバーデータ( ES用 / 無印用 ) より取得します。
サイト上の位置は、左上メニューバーの「RESOUCES」を選んだ後、左に現れるメニューから、
Board References -> Board Version を選ぶと各バージョンのマニュアル等が出てきますので、
お持ちのバージョン用のGerber File をダウンロードしてください。
そこまでしなくとも現物あわせでディバイダーなどで寸法写し取ればいいのですが そこは、趣味の世界。
(2) ガーバーデータビュアーの取得
ガーバーデータビュアーは各種ありますが、筆者が表示に使用したのは Gerbv 2.4.0です。
(3) ガーバーデータの表示
"tiifab.021"ファイルを開きます
ドリルデータそのものではないのですが、図面が表示され、
求める穴データは「S」で表示されています
向きは、イーサネットポートを右向きに置いたときの方向です
φ | A | B | C | D | E | F | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
mil単位 | 144.0(ES) 118.1(無印) |
150 | 3700 | 150 | 150 | 4200 | 150 |
ミリ単位 | 3.66(ES) 3.00(無印) |
3.81 | 93.98 | 3.81 | 3.81 | 106.68 | 3.81 |
(4) アクリル板の切り出し
基板の寸法が分かったので、それを保護するため上下から挟み込むアクリルを 切り出します。(130×130×板厚2ミリ×2枚)
左端は挿したSDHCカードを保護するため20mmほど広めに切出し
他端も、基板を保護するため、上端は基板面より5ミリ、
右端下端は10ミリほど広めに切り出します。
(右端下端はイーサやRS232C端子が少しはみ出ている分多目)
φ | A | B | C | D | E | F | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ミリ単位 | 3.0 | 24.0 | 93.98 | 12.02 | 9.0 | 106.68 | 14.32 |
(5) ボルト止め
あとは4隅をボルト止めすると、風通しのよい日本家屋が完成筆者は底面から順番に以下の部材×4で止めましたが、お好みで
① M3ネジ50mm長 を貫通させます
-↓--(下アクリル板)
-↓② M3ナット
-↓③ 貫通金属スペーサ5mm長
-↓--(基板 Beagleboard-xM)
-↓④ 貫通金属スペーサ30mm長
-↓⑤ M3ナット
-↓---(上アクリル板)
-↓⑥ M3ナット
あと、アクリル板にはワッシャをかまします。 そうすると、ネジの長さが丁度収まりいい感じになりました
Pandaboardは、イーサポートの背が高く(30mm)、SDHCカードも出っ張り、基板もでかいので、
小屋の大きさがBeagleboardよりかなりデカクなってしまいました。
6.1.6.Debian Buster で遊ぼう (Panda編)
6.1.4.テスト起動(Panda編)
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