5.5.8.Fedora36 で遊ぼう (RasPi編)

Pi4 ユーザーの方は正式対応までお待ちください
(0) はじめに
この章では、2021年4月27日にリリースされた Fedora34 を Raspberry Pi3 に入れて遊びます。 ちなみに元ネタはFedora 公式wiki
本バージョンのFedoraはRasPI初代には対応していません。初代の方はPidora 2014を利用してください
(1) 母艦の準備
① Fedora が走っている環境を用意してください (筆者はVMware上 で用意)
② microSDHCカードアダプタを用意ください
筆者のものは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えてください
(2) 母艦での作業
① 中身が丸ごと消えてもいいmicroSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。 最初から消しておくことを推奨
② Fedora 公式サイト ARM ベース のコンピューター向けの Fedora イメージのサイトから、
イメージをダウンロードします。以下の例ではARM デスクトップ向けFedora Workstationを使っています
③ インストーラ・スクリプトをインストールします
# sudo dnf install arm-image-installer
② 母艦 Linux 起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを 実行してください
(チェックサム確認)
$ sha256sum Fedora-Xfce-34-1.2.armhfp.raw.xz
988ee7376900ce06f63d66924c10309ff9cc92b39b988ea0c5787986a9c11566 Fedora-Xfce-34-1.2.armhfp.raw.xz
(SDへの書込※筆者例)
$ sudo su
# fedora-arm-image-installer --image=Fedora-Xfce-34-1.2.armhfp.raw.xz --target=rpi3 --media=/dev/sdb --selinux=OFF --norootpass --resizefs
# sync
※1: 各オプションの意味は
--image=Fedora-Workstation-armhfp-27-1.6-sda.raw.x :イメージファイル名を指定
--target=rpi3 :ボード機種名、RasPI2 の方は rpi2 としてください
--media=/dev/sdb : 書き込み先
--selinux=OFF : SElinux は面倒なのでオフにしました
--norootpass : ルートのパスワードは面倒なので消しました。インストール後設定してください
--resizefs : ルートの容量をSDカードいっぱいに広げます
(3) Raspberry Pi3 起動
① 出来上がった起動メディアを Raspberry Pi3 にセット
② Raspberry Pi3 にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、ハイビジョンテレビも 可(自動認識されます)
③ 電源をつなげば Raspberry Pi3 が起動します。
④ 起動するとGUIから、初期ユーザー名とパスワード、timezoneを聞かれるので 入力してください
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