Fedora39 で遊ぼう (RasPi編)

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5.5.8.Fedora39 で遊ぼう (RasPi編)
5.5.Raspberry Pi4(8G)で遊ぼうのこーな

5.5.8.Fedora39 で遊ぼう (RasPi編)

(0) はじめに

この章では、2023年11月7日にリリースされた Fedora39 を Raspberry Pi4(8G) に入れて遊びます。 ちなみに元ネタはFedora 公式wiki

(tips) 本バージョンのFedoraはRasPI初代には対応していません。初代の方はPidora 2014を利用してください

(1) 母艦の準備

① Fedora が走っている環境を用意してください (筆者はVMware上 で用意)

② microSDHCカードアダプタを用意ください

  筆者のものは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えてください

(2) 母艦での作業

① 中身が丸ごと消えてもいいmicroSDHCカードを用意し、アダプタに接続

  次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。 最初から消しておくことを推奨

② Fedora 公式サイト その他のアーキテクチャーのサイトから、イメージをダウンロードします。

  以下の例ではFedora XFCEを使っています

③ インストーラ・スクリプトをインストールします

 # sudo dnf install arm-image-installer

② 母艦 Linux 起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを 実行してください

(イメージ取得)
 $ wget https://download.fedoraproject.org/pub/fedora-secondary/releases/39/Spins/aarch64/images/Fedora-Xfce-39-1.5.aarch64.raw.xz
(SDへの書込※筆者例)
 $ sudo su
 # fedora-arm-image-installer --image=Fedora-Xfce-39-1.5.aarch64.raw.xz --target=rpi4 --media=/dev/sdb --selinux=OFF --norootpass --resizefs
 # sync 

※1: 各オプションの意味は

   --image=Fedora-Xfce-39-1.5.aarch64.raw.xz :イメージファイル名を指定

   --target=rpi4 :ボード機種名、RasPI3 の方は rpi3 としてください

   --media=/dev/sdb : 書き込み先

   --selinux=OFF : SElinux は面倒なのでオフにしました

   --norootpass : ルートのパスワードは面倒なので消しました。インストール後設定してください

   --resizefs : ルートの容量をSDカードいっぱいに広げます

(3) Raspberry Pi4(8G) 起動

① 出来上がった起動メディアを Raspberry Pi4(8G) にセット

② Raspberry Pi4(8G) にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、ハイビジョンテレビも 可(自動認識されます)

③ 電源をつなげば Raspberry Pi4(8G) が起動します。

④ 起動するとGUIから、初期ユーザー名とパスワード、timezoneを聞かれるので 入力してください



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