ODROID で遊ぼうのこーなー
0.目次
--- ハード編 --- ディストリビューションによらないハード的な事柄を紹介 --- --- ソフト編 --- 各ディストリビューションのインストール記事 ---4.Android 4.1 Jelly Bean で遊ぼう (テスト起動も兼ねて)
1.ODROID とは
(1) 概要
ODROID とは、韓国の Hardkernel社 が開発・販売している小型のマザー・ボードです。
この小さなサイズの中にパソコンに必要な機能が一通りそろって おり linuxで動かすことが可能です。
ODROID シリーズの現在販売されているものは以下の3機種あり、
① 超小型ボードに筐体を兼ねたヒートシンクが組み付けられていている ODROID-U2
② 上記より少し大きい小型ボードで、各種端子が多く搭載されている ODROID-X2
③ タブレット形状の ODROID-Q2
このうち、本こーなではもっとも小型で筐体いらずの ODROID-U2を紹介します。
機能 | 内容 |
---|---|
CPU | サムスン電子 Exynos4412 Prime (1.7GHz×4 ARMv7) |
主記憶 | 2GB DDR2 |
補助記憶 | microSD、eMMC、USB |
ネット | 100Mイーサ ×1 |
USB | USB2.0 × 2ポート |
画像出力 | HDMI (1080p) |
音声 | ステレオ入出力 HDMI出力 |
電源 | 5V電源アダプタ(内径0.8mm/外径2.5mm) (USB給電は不可) |
コンソール | 別売りの USB-UART Module Kit 経由接続 |
サイズ | 基板: 48x52 [mm] ヒートシンク: 59x57x60 [mm] |
通常は外さずそのまま運用します。
※ 昔はAndroid携帯ゲーム機形状のODROIDがありました
が、販売終了
※ メーカ別売りのWifiやBruetoothモジュールもありますが、
技適マークが付いていないので、買わないでください。
別途、日本製のものを調達して下さい
2.日本での入手方法
(1) 購入先
韓国に直接発注します。支払いはペイパル(経由での各種クレカ)のみです。
価格は、本体価格$89+送料$30+ペイパルの為替手数料3%です。 (日本円で¥8,729+¥2,942+¥350)
関税と、日本の消費税は今回掛かりませんでした
(なお、高価なODROID-Q2の場合は日本の消費税が徴収されます
この日本の消費税はいったん配送業者が立て替えてくれますので、配送時に配送業者に支払ってください。)
(2) 日本の代理店について
横河デジタルコンピュータ殿などの日本の代理店があるのは承知してますが、発売元のFAQによると
「うちは代理店無いので、海外の皆さんも韓国から直接買ってね」 (意訳)
と言ってるので、本サイトでは韓国への直接発注を薦めています。
何らかの不具合に対して、英語でクレームメール書いての交渉にどうしても抵抗がある方も、代理店について
信頼できるか?はよく調査し、たとえば上記、横河殿のような、信頼できる代理店で買ってください、
(3) ペイパルって?
ペイパルは、日本ではまだあまり普及していませんが、国際的にはよく知られた支払い方です。
先方にクレカの番号を伝えるのが心配な方に、ペイパルが間に入って仲介し、相手にクレカ番号を伝えることなく、クレカで支払うことができます。
対応クレカは、VISA、Master、JCB、AMEX、DISCOVER(アメリカ国内のカード会社、日本未普及)です。
海外との取引(=為替が必要なとき)のみ手数料がかかり、為替レートに3%上乗せすることで徴収されます
ODROIDを韓国に直接発注する場合は、事前にペイパルのアカウント登録を済ませておいてください
(4) 発注方法
Hardkernel社のサイトは基本的に英語サイトで、米国メーカの通販サイトと変わりません。
一部ハングルの部分が混じってますが、そこは韓国内向けの情報なので無視してかまいません
① Hardkernel社の通販サイトに行きます
② 購入希望機種と価格を確認して「Buy Now」ボタンを押す
③ 表示される写真を確認し「Add to Cart」ボタンを押す
④ 同時に周辺機器も購入するときは「Continue Shopping」ボタンを押し①へ戻る
すべての購入希望を入力し終えたら「Check Out」ボタンを押す
⑤ 配送先の情報をこちらを参考にローマ字で入れます
まあ、韓国人が見るのは国名JAPANと郵便番号だけで、後は日本到着後に日本人が読むからあまり
気にしなくてOKです。 入力を終えたら、一番下のボタンを押す。
⑥ ここからはペイパルのサイトになります
ペイパルアカウントにログインし、支払いを完了します。
(5) 配送について
配送はFedex のインターナショナルエコノミー(日本内配送は西武運輸)で来ます
筆者の場合、H24/12/30発注→1/3夜出荷→1/4夜仁川発→1/5広州(中国)着後留置→1/8早朝広州発
→同日朝関空着→同日昼大阪南港で西武運輸に引き継ぎ→同日夕いなか県の筆者宅着。
Fedex のインターナショナルエコノミーは土日祝休みなので留置が発生したものの、メーカが正月休み返上で発送してくれたおかげで、素早く入手できた。
3.別途用意する持ち物
(1) 母艦パソコン
Windowsパソコンでいいので用意してください。(Macも可能)
(2) OSインストール用メディア
microSDHC、eMMC にインストールできますので、いずれか8GB 以上のものを用意してください
高速なディスクを希望される方は、eMMCがお勧めです。本体購入と同時にメーカから買ってください
(3) SDHCアダプタ
上記(2)のmicroSDHCを母艦から読み書きできるアダプタを用意ください
※ eMMC も付属しているリーダー経由で同様に書けるはずなのですが、筆者の環境で失敗。 初期不良か?
対処法は6章に記載しておりますので参照ください
(4) 電源アダプタ
5V2Aで、内径0.8mm/外径2.5mmのもの、(一般的なものより、かなり細い)
類似サイズのφ2.1から電圧区分1(JEITA1)への変換ケーブルでは刺さりはするも電源入りませんでした。
筆者の手元にたまたまあった、セルフパワーハブ用電源では動作しましたが、未解明です。
韓国の製造元の電源を買うのもいいのですが、日本国用PSEマーク付いてないし、どうしたものか?
(5) microHDMIケーブル
画像出力端子がmicroHDMI端子になっていますので、対応ケーブルや変換アダプターを用意してください。
お使いのCRTがDVI-D対応ならmicroHDMI→DVI-D変換ケーブルを用意してください
(6) 入出力機器
USBキーボード、USBマウス
--- ここから、必須ではないですが、筆者お勧め ---(7) シリアルコンソール通信用機材
別売りの「USB-UART Module Kit」もできれば買ってください。 (microUSBケーブルが付属してます)
( 1.8V用のUSB-シリアルコンバータ機材があれば自作も可能です )
4.Android4.1 Jelly Bean で遊ぼう (テスト起動も兼ねて)
(0) はじめに
本体と同時にSDやeMMCを買った方は、それを挿してAndroidを起動し動作確認してください
買われていない方は、以下のようにSDにメーカ提供のAndroidイメージを書き込んで動作確認してください
ちなみに元ねたは公式ダウンロードサイトです
(1) 母艦の準備
SDHCカードアダプタをもつLinuxマシンを用意してください。 筆者はVMWare 上 で Debian を用意
筆者のSDHCカードアダプタは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に 応じ読み替えてください
(2) 母艦での作業
① 公式ダウンロードサイトから、あなたの機種の最新androidイメージをダウンロードし、上記 Linuxに転送
② 中身が丸ごと消えてもいいSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、全パーティションが消されて一から作成されます。 mount されていたら umount ください。
③ 適当な作業ディレクトリにて、以下のコマンドを実行してください
(プレビルドされたイメージ取得)
$ wget http://dn.odroid.com/Android_Beta_1.6/U2/OdroidU2_SD_image_25-Apr-2013.zip
(チェックサム確認)
$ md5sum OdroidU2_SD_image_25-Apr-2013.zip
654a99f924e6f8fa9ce59fa037df716f OdroidU2_SD_image_25-Apr-2013.zip
(プレビルドされイメージ解凍)
$ unzip OdroidU2_SD_image_25-Apr-2013.zip
(SDへの書込)
$ sudo dd bs=1M if=ODROID-U2.img of=/dev/sdb
$ sudo sync
(3) ODROID 起動
① 先ほど作成したSDHCカードを ODROID-U2 にセット
② ODROID-U2 にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、 ハイビジョンテレビも可(自動認識されます)
③ 電源アダプタをつなげば ODROID-U2 が起動します。
(4) シリアルコンソールを繋ごう
つづいて、別売りのUSB-シリアル変換器を用いて、シリアルコンソールにつないで遊びます。買われていない方は読み飛ばしてください。
① この「USB-UART Module Kit」は Silicon Labs社のCP2104という石を使っています。
同社のサイトに行き、「Tools」のタブをクリック
② WinXP~Win8までの方のドライバは「CP210x_VCP_Win_XP_S2K3_Vista_7.exe」です。
ダウンロードしインストールしてください(他のOSの方はそのページから探してください)
③ 起動し接続すると、COMの何番かに紐づきます。端末ソフトでつなぐと、
スーパーユーザーのコンソールになります。
④ 通信条件は、115200bps、データ長8ビット、ストップビット1、パリティ無し フロー制御無しです。
5.Ubuntu Raring Ringtail で遊ぼう
(0) はじめに
2013年4月26日にリリースされたUbuntuの“ Raring Ringtail” のインストール記事を書こうと思います
ちなみに元ねたは公式フォーラムです
(1) 母艦の準備
SDHCカードアダプタをもつLinuxマシンを用意してください。 筆者はVMWare 上 で Ubuntu を用意
筆者のSDHCカードアダプタは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に 応じ読み替えてください
(2) 母艦での作業
① 中身が丸ごと消えてもいいSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、全パーティションが消されて一から作成されます。 mount されていたら umount ください。
※ eMMC も付属しているリーダー経由で同様に書けるはずなのですが、筆者の環境で失敗。
② 適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してください
(プレビルドされたイメージ取得)
$ wget http://dn.odroid.com/Ubuntu_U2/20130503/xubuntu-13.04-desktop-armhf_odroidu2_20130503.img.xz
(チェックサム確認)
$ md5sum xubuntu-13.04-desktop-armhf_odroidu2_20130503.img.xz
a3726f225cb1fc5873d7f7539a63eec1 xubuntu-13.04-desktop-armhf_odroidu2_20130503.img.xz
(解凍)
$ unxz xubuntu-13.04-desktop-armhf_odroidu2_20130503.img.xz
(SDへの書込)
$ sudo dd bs=1M if=xubuntu-13.04-desktop-armhf_odroidu2_20130503.img of=/dev/sdb
$ sudo sync
いきなり dd で書き込むとはずいぶん乱暴なやり方とは思いますが、 一番確実ですね。
(3) ODROID-U2 起動
① 出来上がった起動メディアをODROID-U2 にセット
② ODRIOD-U2 にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、ハイビジョンテレビも可(自動認識されます)
③ 電源をつなげば ODROID-U2 が起動します。
④ 初期ユーザー「odroid」パスワード「odroid」です。すぐにパスワード変更してください
6.eMMC アダプタ がうまく動かない場合の対処
(0) はじめに
eMMC ですが、筆者の環境で、付属しているアダプタ経由で読み書きできませんでした。
どうも、付属アダプタは電力をかなり食うらしく、普通のSDHCアダプタに繋ぐと電力供給が不足するようです
公式フォーラムではトランセンド製の機器を使えなどと書いてありますが、改めて買うのもお金もったいない
そこで、ODROIDのことはODROIDにやらすということで、本体を使ってeMMCに書き出す方法を紹介します
ちなみに、元ネタはこちら
(1) 必要な持ち物
① eMMC、② microSDHC カード、③ ODROID本体、④ 別売りのUSB-シリアル変換器、⑤ 母艦パソコン
(2) 母艦とODROID本体の準備
① 母艦にて、eMMC に書き込むイメージファイルをダウンロードしておきます
② ODROID をとりあえず SDカード上のUbuntu で立ち上げますので、
上記5章の(2) の母艦でSDカード作成まで進めてください
(3) ODROID本体での作業
① まずは、eMMCを取り外し、上記SDカードのみ接続してODROID起動します。
上記5章の作業がうまくいっていれば、普通に立ち上がる。この時u-bootもOSも当然eMMCは認識無し
② 別売りの「USB-UART Module Kit」を繋いでコンソールからログイン
上記4章(4)に従って繋いでください
③ ここから、SDカードのブートアーギュメントをいじります
(a) /media/boot に移動
(b) boot.txt を編集し、最後の行のroot=の部分を修正
setenv bootargs "console=tty1 console=ttySAC1,115200n8 root=/dev/mmcblk1p2 rootwait ro mem=2047M"
(c) 以下コマンドで、boot.scr を生成
# mkimage -A arm -T script -C none -n "boot.scr for ODROID" -d boot.txt boot.scr
④ コンソールから シャットダウンし、u-boot の入力待ちにする
このとき、u-bootの入力待ちにするためにスペースキーを押すのですが、タイミングが難しく、ボーとしてる
と再度Ubuntu起動してしまいます
シャットダウン中に「 * Will now restart」と表示されたらスペースキーを連打してください
プロンプトが「Exynos4412 # 」と表示されたらu-boot入力待ち成功です
このとき、数行上に「Checking Boot Mode ... SDMMC」と表示され、SDカードからの起動モードになっている
ことを確認ください
⑤ eMMC をつなぎ、u-boot に boot 入力
こうすることで、u-bootからはeMMC が認識されていないが、OSからは認識されるようになる
最初からeMMCを繋いでおくと、u-bootから認識され、eMMCからOSが立ち上がり、書き換えできない
プロンプトが「root@odroid:~# 」と表示され入力待ちになったら成功です
⑤ いろいろと確認、チェック
(a) “ls /dev/mmcblk*” とし、少なくとも/dev/mmcblk0 と /dev/mmcblk1 の2つが表示されるのを確認
どちらかしか表示されない場合はeMMCが認識されていません。上記手順を再度試してください
(b) “mount -l” とし、ルートのマウント元を確認
筆者の環境では、以下のように表示され、SDカードは/dev/mmcblk1、eMMCはもう一つの
/dev/mmcblk0 で認識されていることがわかります
/dev/mmcblk1p2 on / type ext4 (rw,noatime,errors=remount-ro) [rootfs]
⑥ アンマウント
eMMC でマウントされているスライスがあればアンマウント。筆者の環境では/media/boot/をアンマウント
する必要がありました
(4) 母艦から書き込み
SSH を用いて母艦から書き込みます。ODROIDにダウンロードしてODROIDで書き込みでもいいんですが、SDカードの容量が不足するので、ここでは母艦からネット経由で書き込みます
$ dd if=xubuntu-13.04-desktop-armhf_odroidu2_20130503.img | ssh root@odroid dd of=/dev/mmcblk0
ここで、「odroid」はodroidのIPアドレスに読み替えてください
(5) ODROID起動
電源を落とし、SDカードを抜いて、eMMCだけでのブートを確認して終了です
7.Debian Wheezy で遊ぼう
(0) はじめに
Debian Wheezy を ODROID-U2 に入れて遊びます。 ちなみに元ねたは公式フォーラムです
(1) 母艦の準備
① Debian Lenny以降のVerが走っている環境を用意してください
(筆者はVMware上で用意)
パッケージも最新のものにアップグレードしておいてください
② microSDHCカードアダプタを用意ください
筆者のものは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えて>ください
(2) 母艦での作業
① 中身が丸ごと消えてもいいmicroSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。 最初から消しておくことを推奨
② 母艦Debian起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを 実行してください
(プレビルドされたイメージ取得)
$ wget http://odroid.us/odroid/odroidu2/debian/debian-wheezy-xfce-6.1.img.xz
(チェックサム確認)
$ md5sum debian-wheezy-xfce-6.1.img.xz
9df4fba85d2eed943e25e8a1d75fb160 debian-wheezy-xfce-6.1.img.xz
(解凍)
$ unxz debian-wheezy-xfce-6.1.img.xz
(SDへの書込)
$ sudo dd bs=1M if=debian-wheezy-xfce-6.1.img of=/dev/sdb
$ sudo sync
上記の例ではxfce のイメージを取得していますが、上記のダウンロード先では他に gnome 等のイメージも
ありますのでご覧になってください
(3) ODROID-U2 起動
① 出来上がった起動メディアをODROID-U2 にセット
② ODRIOD-U2 にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、ハイビジョンテレビも可(自動認識されます)
③ 電源をつなげば ODROID-U2 が起動します。
④ 初期ユーザー「user」パスワード「password」です。すぐにパスワード変更 してください
ルートのパスワード「root」もすぐにパスワード変更下さい
(4) セキュリティ上必要な初期設定
このイメージはプレビルトのため、セキュリティー上の問題があるので以下ルートで実行してください
(sshのキーを消して作り直し)
# rm /etc/ssh/*.pub /etc/ssh/*_key
# dpkg-reconfigure openssh-server
(固定で固有のMACアドレスを生成します)
# echo $( ifconfig | grep HWaddr | awk '{ print $5 }' ) >/etc/smsc95xx_mac_addr
8.openSUSE 12.2で遊ぼう
(0) はじめに
openSUSE 12.2 を ODROID-U2 に入れて遊びます。12.3じゃないのは残念ですが
ちなみに元ねたは公式フォーラムです
(1) 母艦の準備
① openSUSE が走っている環境を用意してください (筆者はVMware上で用意)
パッケージも最新のものにアップグレードしておいてください
② microSDHCカードアダプタを用意ください
筆者のものは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えてください
(2) 母艦での作業
① 中身が丸ごと消えてもいいmicroSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。 最初から消しておくことを推奨
② 母艦 SUSE 起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを 実行してください
(プレビルドされたイメージ取得)
$ wget http://www.mdrjr.net/odroid/opensuse-12.2/OpenSUSE-12.2-ODROID-U2.img.xz
(解凍)
$ unxz OpenSUSE-12.2-ODROID-U2.img.xz
(SDへの書込)
$ sudo dd bs=1M if=OpenSUSE-12.2-ODROID-U2.img of=/dev/sdb
$ sudo sync
ODROID-X2 の方は、www.mdrjr.net/odroid/opensuse-12.2/にある別イメージを使ってください
(3) ODROID-U2 起動
① 出来上がった起動メディアをODROID-U2 にセット
② ODRIOD-U2 にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、ハイビジョンテレビも可(自動認識されます)
③ 電源をつなげば ODROID-U2 が起動します。
④ 初期ユーザー「odroid」パスワード「odroid」です。すぐにパスワード変更 してください
9.Fedora18 で遊ぼう
(0) はじめに
Fedora18を ODROID-U2 に入れて遊びます。 ちなみに元ねたは公式フォーラムです
(1) 母艦の準備
① Linux が走っている環境を用意してください (筆者はVMware上Ubuntu で用意)
② microSDHCカードアダプタを用意ください
筆者のものは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えてください
(2) 母艦での作業
① 中身が丸ごと消えてもいいmicroSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、すべてのパーティションが消されて一から作成されます。 最初から消しておくことを推奨
② 母艦 Linux 起動し、適当な作業ディレクトリに移動し、以下のコマンドを 実行してください
(プレビルドされたイメージ取得)
$ wget http://mdrjr.net/odroid/fedora-18/Fedora-18-ODROID-U2.img.xz
(解凍)
$ unxz Fedora-18-ODROID-U2.img.xz
(SDへの書込)
$ sudo dd bs=1M if=Fedora-18-ODROID-U2.img of=/dev/sdb
$ sudo sync
ODROID-X2 の方は、mdrjr.net/odroid/fedora-18/にある別イメージを使ってください
(3) ODROID-U2 起動
① 出来上がった起動メディアをODROID-U2 にセット
② ODRIOD-U2 にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、ハイビジョンテレビも可(自動認識されます)
③ 電源をつなげば ODROID-U2 が起動します。
④ 初期ユーザー「odroid」パスワード「odroid」です。すぐにパスワード変更 してください
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