5.5.14.NetBSD10 で遊ぼう(RasPi編)
(0) はじめに
2024年12月16日にNetBSDの新Ver 10.1がリリースされました。
これを記念し、Raspberry Piに、NetBSD 10(ARM版) をインストールします。 ちなみに元ネタは、NetBSDの日本人開発者蛯原純(ebijun)さんのGithub上のドキュメントです。
(1) 用意するもの
Raspberry Pi4 で遊ぶ方は、前章で紹介したものだけで行けますが
Raspberry Pi5 の方はOSインストールメディアとして、SDカードとUSBメモリの両方が要ります
(2) 母艦での作業(Raspberry Pi4/5の共通手順)
まずは、Raspberry Pi4/5で共通で必要になる手順を紹介します。
Raspberry Pi5の方は、この手順を実施後、次節(3)の手順も実施してください
① OS本体のイメージを書き込みます
② 母艦はLinuxでも可。以下のコマンド例はRaspberry Pi5で行ったRaspiOS(NVMe起動) での例
③ OS本体のイメージを書き込むメディア(カードリーダーorUSBメモリ)を接続
次の手順で、全パーティションが消されて一から作成されます。
mount されていたら umount ください。
④ 以下のコマンドを実行してください
(OSイメージ取得)
$ wget https://cdn.netbsd.org/pub/NetBSD/misc/jun/raspberry-pi/2025-11-26-aarch64/2025-11-26-netbsd-raspi-aarch64.img.gz
(チェックサム確認)
$ md5sum 2025-11-26-netbsd-raspi-aarch64.img.gz
821891aeef1bf686a59742d42fa92692 2025-11-26-netbsd-raspi-aarch64.img.gz
(イメージ展開)
$ gunzip 2025-11-26-netbsd-raspi-aarch64.img.gz
(SDへの書込)
$ sudo dd if=2025-11-26-netbsd-raspi-aarch64.img of=/dev/sda bs=1M
$ sync
筆者の環境(RasPi5上のRaspiOS)ではUSBカードライタは/dev/sdaで認識されています
USBブートされている方など、各自の環境で必要に応じて読み替えてください
⑤ 次の章でSSHでログインするユーザー名を以下設定します
以下のようにして、SDカード先頭のMS-DOSパーティションをマウント
$ sudo mount -o iocharset=utf8 -t vfat /dev/sda1 /mnt
その中に「creds.txt」というファイルを作成し、以下の内容で書き込みます
useradd user password
ここで、「user」を皆さんのユーザー名に、「password」をパスワードに置き換えてください
以下、後片付けして、完了です
$ cd;sudo umount /mnt
(3) 母艦での作業(Raspberry Pi5のみ必要な手順)
次に、Raspberry Pi5のみで必要になる手順を紹介します。
① UEFIローダのイメージを書き込みます
② UEFIローダのイメージを書き込むメディア(カードリーダー)を接続
④ 以下のコマンドを実行してください
(UEFIローダイメージ取得)
$ wget https://github.com/NumberOneGit/rpi5-uefi/releases/download/v0.1/RPI5_D0.zip
(チェックサム確認)
$ sha256sum RPI5_D0.zip
c4fbbec9cd0d1115c9adab884923061b960de42b4ca6d65ba5f08cb6b46c6fad RPI5_D0.zip
(イメージ展開:RPI5_D0ディレクトを作成しその下に展開)
$ unzip -d RPI5_D0 RPI5_D0.zip
(SDカード先頭のMS-DOSパーティションをマウント)
$ sudo mount -o iocharset=utf8 -t vfat /dev/sda1 /mnt
(ファイルの流し込み)
$ cd RPI5_D0
$ sudo cp -r * /mnt (※ファイルをそのまま全て流し込み)
$ sudo umount /dev/sda1(※後片付け)
① Raspberry Pi5で起動するUEFI入りのSDカードを作成します
(4) Raspberry Pi4 起動
上記で作成したカードをRaspberry Pi4にセット、USBキーボード、 有線LAN、HDMIをつなぎ、電源をつなげば起動します。
初回起動でファイルシステムの自動リサイズをやってくれるので少し時間がかかります
ssh でログインできますので、DHCPから払い出されているIPアドレスを推定してsshしてください
sshはrootでは入れませんので、先ほどcreds.txtで指定したユーザー名で入ります
すでにこの時点でXorgが入っていますので、コンソールから$ startx できます
(5) 初期設定
PCの場合はインストール時に訊かれて初期設定するのですが、ARM版はそこまで整備されていませんので、ここで設定します。
ebijunさんのドキュメントを参照してください
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