Arch Linux で遊ぼう(Wandboard編)

あなたは
3 2 3 0 0 3 2
人目のお客様です。 (本日20人目、昨日667人) (from 2007-09-30)

6.3.7.Arch Linux で遊ぼう(Wandboard編)
6.3.Wandboardで遊ぼうのこーな

6.3.7.Arch Linux で遊ぼう(Wandboard編)

この節では、Wandboard に Arch Linux をインストールして遊びます。

(0) はじめに

Arch Linuxはシンプルな基本構成とと強力なパッケージ管理システムが評価されて いるディストリビューションで、各種ARMガジェットに対応しています。 ためしにインストールしてみます。ちなみに元ネタは公式サイト

(1) 母艦の準備

SDHCカードアダプタをもつLinuxマシンを用意してください。 筆者はVMWare 上で Ubuntu を用意

筆者のSDHCカードアダプタは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に応じ読み替えてください

(2) 母艦での作業

① 中身が丸ごと消えてもいいSDHCカードを用意し、アダプタに接続

  次の手順で、全パーティションが消されて一から作成されます。mount されていたら umount ください。

② SDHCカードの先頭部分をゼロで上書きし、パーティションを初期化します

 # dd if=/dev/zero of=/dev/sdb bs=1M count=8 

③ 次の手順でSDHCカードをすべて1パーティションにします

 # fdisk /dev/sdb 

  (a) 「o」とタイプし、すべてのパーティションをクリアします

  (b) 「p」とタイプし、パーティションが無いことを確認します

  (c) 「n」とタイプし(パーティション作成)、

    「p」とタイプし(プライマリーパーティションの作成)

    「1」とタイプし(パーティションナンバー1の作成)

    リターン2回押し(標準のパーティションサイズ、カード全域を使用)

  (d) 「w」とタイプしパーティション書き込みしてください

④ ext4でフォーマットして、マウントします

 # mkfs.ext4 /dev/sdb1
 # mkdir root
 # mount /dev/sdb1 root

⑤ ファイルを展開します(rootでやってください。sudo不可)

 # wget http://archlinuxarm.org/os/ArchLinuxARM-odroid-c2-latest.tar.gz
 # bsdtar -xpf ArchLinuxARM-odroid-c2-latest.tar.gz -C root 

⑥ ブートローダを書き込みます

 # cd root/boot
 # ./sd_fusing.sh /dev/sdb
 # cd ../..

⑦ (optional) CRT解像度を設定します

  root/boot/boot.ini を編集して必要な解像度になる行のコメントを外してください

⑧ マウントを外してSDHCカードを抜きます

 # umount root

(3) Wandboard 起動

① 先ほど作成したSDHCカードを Wandboard にセット

② Wandboard にCRT、USBキーボード、USBマウスを接続、ハイビジョンテレビも可

③ 電源用をつなげば Wandboard が起動します。


(4) Wandboard 初期設定

① 初期ユーザー:alarm 、初期パスワード: alarm、 初期rootパスワード: root です。なるべく早く変更してください

② まずは、パッケージを更新します。

 # pacman -Syu
 # reboot


6.3.8.FreeBSD13.2R で遊ぼう(Wandboard編)
6.3.6.Fedora36 で遊ぼう (Wandboard編)

ichmy本家サイト

ガジェットで遊ぼうのこーなー